研究ノートと書評

現在進行形の研究メモと入手可能な書物に関する記事

経済の誕生―富と異人のフォークロア経済の誕生―富と異人のフォークロア
(1982/01)
小松 和彦栗本 慎一郎

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経済政策手詰まりの今日こそ、経済人類学者が元気でなければならないのだが、栗本さんは脳梗塞後あんまり元気がない。でも、ニューアカデミズムブームで語られていたことはようやく四半世紀後にあれこれ現象し始めているんだなとこれを読んで思う。

天狗中田本店

同社ホームページから
「 商標の「天狗」の由来は、当時近くにあった居酒屋が天狗の面の酒杯を用い、飲み終わらないと下に置けないことから大変繁盛していたことと、出身地安宅にゆかりのある義経(鞍馬山)とを重ね合わせて、機知に富み、また常にチャレンジ精神を持ち続けたいという思いから、天狗の面をもって自家の商標としたのであります。
 創業当時(明治41年)は、食肉の習慣が普及していないこともあり、創業者の中田岩次は、自ら天狗の朱面をつけて馬にのり、手には大きな団扇を持って街を練り歩き、店名及び「天狗乃肉」の周知はもとより、食肉の消費拡大に努めました。
 さらに二代目岩次郎は、次代は担う青少年への更なる食肉普及に努めるとともに、現在の食肉総合メーカーとしての礎を築き上げました。以来、「天狗」は商標であるとともに、当社の守り本尊となっております。」
天狗商標  天狗ハム  天狗中田本店レジ袋
金沢で天狗を商標にしている、もっとも大きな企業だろう。



水海道

蔵1  蔵2  蔵3
鬼怒川の水運の拠点だった水海道には、多くの蔵が残っている。

網屋  江戸屋  豊水橋
川魚の網の専門店があったりして、今も水との関係が深いことをうかがわせる。





累ケ淵

羽生村の方からは川に近付けなかったので、対岸から行ってみた。
いわゆる霊仙寺ケ淵の方だ。お寺はもうなく、小さな祠だけが残っている。そこから鬼怒川の土手に上がると、累ケ淵が見えた。
霊仙寺跡神社  霊仙寺跡  累ケ淵1  累ケ淵2




安楽寺 お伽羅供養塔

「昔、幾日も幾日も大雨の降り続いた年がありました。鬼怒川は増水し、河畔の村々では皆が今にも結潰しそうな堤防を固唾をのんで見守って居りました。逆巻く濁流に全てを押し流される恐怖心は募るばかりで誰も彼も唯なす術もなく、天を仰ぎ無力感に襲われるばかりでした。
 そんな時、誰云うともなく「竜神さまに人柱をたてて怒りを鎮めてもらおう」と、いい出しました。その声は次第に広がり、誰を人柱にするかということになりましたが、誰もすすんで人柱に立てようとする人は居ませんでした。人柱をたてるということは難工事の際、荒ぶる神の心を和らげる為、犠牲に(いけにえ)として生きた人を水底や土中深く生き埋めにすることですから誰一人として愛しいわが子を人柱にはしたくなかったのです。
 そのとき何処からともなく「お伽羅を人柱にしよう」と誰かが云い出しました。お伽羅と云う娘は、諸国巡礼の母娘の、二人連れで旅の途中、水海道迄来た時、母は病気で亡くなり天涯孤独の身となった娘でした。名主が境遇に同情し奉公人として養って居りました。気立ての良いこころのきれいな娘でしたが村人達は身寄りのないお伽羅を人柱にしようとしたのでした。名主は反対しましたが他に代わりがあろう筈もなく、とうとう賛成し人柱とすることがきまりました。嫌がるお伽羅を「皆の為、村の為に犠牲になってくれ」といい、水中に投げ込んでしまいました。お伽羅は哀しい悲鳴と共に激流の中に身を没してゆきました。やがて悲しい出来事も終り村は水没することもなく家屋敷財産田畑、何一つ失うことなく人々は助かりましたが、一人として明るい表情をみせる人はいませんでした。皆が罪の意識にさいなまれ、或る者は「川の中からお伽羅の泣き声が聞こえた」といい、又、村に疫病が流行りはじめると「お伽羅の祟りだ」と言って畏れました。いつか人柱にしたお伽羅を供養しようということになり、村中こぞって鬼怒川辺りでお伽羅の霊を慰めました。
 村落の菩提寺であり、此の地方の本寺でもある安楽寺に供養塔を立て、お伽羅の菩提を弔いました。疫病もおさまり平安な暮らしが戻ると、お伽羅の供養の為として「伽羅免」と呼ばれる田畑をお寺に寄進し、永代に亘り供養がつとまるようにとの、村人の願からでした。茲にまつられる石塔は村人の改心と感謝の誠をあらわしたものと伝えられて居ります。優しいお伽羅の哀しい一生を思い巡り、懺悔と慈悲の懇ろなる供養と末永き回向がつとめられますことを念じつつ…南無妙法一心観仏
             安楽寺第五十六世住職博英謹誌」
安楽寺1  伽羅供養塔  安楽寺の杜2
  安楽寺         お伽羅供養塔     鬱蒼とした安楽寺境内の杜
安楽寺2  安楽寺の杜
               鬼怒川土手から眺める安楽寺の杜


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