フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

オッパショ大明神

オパッショ石周辺 オパッショ石 オパッショ大明神
四輪大明神が眉山北面の西の端であり、オッパショ大明神は眉山東面の南の端に位置する。そしてどちらも、周辺は無縁墓地であり、しかも境界もなく、無数の墓石が立っているので、まるで眉山そのものが大きな墓石にも思えるのである。
しかし、徳島市の朝のラッシュでは、オッパショ石のある墓地の道は、渋滞をすり抜けるバイバスで、どんどん自動車が駆け抜けて行く道路であり、怪異や不気味さがあっても現代人は糞喰らえという風情だ。
「おっぱしょ石
 『おっぱ』というのは阿波の方言で背負うこと。また狸のことを『おっぱひょう』ともいう。この石は狸の霊を祀った石といわれている。
 ある日相撲取りの朝日岩がこの石に『オッパショ』『オッパショ』と背負ったところ、思ったより軽かったが、急に重くなって歩けなくなった。こいつは狸にちがいないと思い、おもいきり地面に叩きつけた。石はま二つに割れて、うんともすんとも云わなくなったという。
 このあたりの『オンブの吉』と云う仔狸の仕業でなかろうか?」(案内板から)
オッパショ石地図
伝説の地を巡る




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