フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

岩上神社

3月28日中国自動車道山崎インターまで出かけた。
岩上神社大鳥居 岩上神社二の鳥居 岩上神社石段 岩上神社三の鳥居
兵庫県宍粟市山崎町上ノ。
「岩上神社は慶長年間(一五九六―一六一五)新たに姫路城を築城した際、境内林の神木を天守閣の真柱に供出したと伝える(宝永五年「宍粟郡志」)。境内に一丈四方もある巨岩(磐座)が社殿と並んでいる。耕牛の守護神、あるいは野猪・野猿の害を防ぐ神としても近郷の農民たちから深い信仰を集めてきた。」(『兵庫県の地名』から)
岩上神社夫婦杉 巨岩 岩座 御神木
「岩上神社由緒
 創立年代は明らかではないが、元禄5年(1692)『岩上大明神縁由記』また言い伝えによると暦応4年辛巳(1341)頃夏の土用が来ると毎夜すさまじき光が見え住民は恐れ近づく事出来なかった。そこへ修験行者が現れ、密かにみると大岩付近の岩石から世にも不思議な光が大空に向かって放たれていた。
 里に帰った行者は、国主、住民を集め見た事を話し祈祷して光を鎮め社を建て、付近一帯の守り神として崇めさせた。その行者とは薬師如来の化身であったとも伝えられる。
 大岩(いわくら)が御神体、点在する岩石は此神眷属の座石とも言われている。
 ある日、重勝と名のる大匠現れ、数年月重ね、元禄5年8月頃社を再建立していづことなく去って行ったと記されている。
 宝暦5年『宍粟郡誌』によると、此の付近一帯は神域で有り、恐れ、木の葉一枚持ち去る者なく、昼なお暗い深山と化していた。慶長年間池田輝政が、姫路城築のさい、供木を強要、天守閣の真柱に使用した。其の木片が帰り切株に付着萌芽した。現今『芽生の神木』として崇め来ている。
 時代は移り変わりて、狼を神の使者として崇め、大難を小難に代え給ふ『身代わり狼神(オオミカミ)』として信仰してきた。
 現今『満願成就』の神として諸願立される人々は後を絶たない。

祭神 素戔嗚男命 大己貴大神 櫛稲田姫大神
守護 無病息災 満願成就
年縁 夏土用中丑の日
月縁 丑の日

西暦二千年記念建立
平成十二年庚辰八月」(石碑から)
狼吽 岩神神社狛犬 狼阿
巨樹と狼と岩座と三拍子そろった神社。この日もカーナビより案内板の方が役に立った。
岩上神社地図
岩上神社~巨岩信仰






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