フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

聖城怪談録(4)

毫攝寺にて怪異の事
「一向宗に毫攝寺といへる寺あり。彼の寺の表座敷に動もすれば怪しき事あり。或夜伴僧彼の座敷に休み居たりしに、誰やらんゆすり起す者あり。何事にやと目を覚まして見れば、誰も人はなくて、天井に月のごとく光るものあり。暫くして彼の月のごとくの光り物、くるくると動き出で下へおり、彼の僧の臥し居たる辺りへ来り、あちこちころび歩きけり。彼の僧大きに驚き、其儘にげて勝手へ出で、しかじかの事語りければ、皆々行きて見るに何事もなかりしとかや。」
慶徳寺からさらに進み、鍛冶町の信号を渡った所に毫攝寺がある。もっともこの場所にこの寺が来たのは明治36年であり、天明六年大聖寺絵図にはこの寺はない。それでもこの月のごとく光るものはUFOだったのか、球雷という自然現象か?

毫攝寺
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