フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

御熊神社

御熊神社鳥居  御熊神社1  御熊神社柱状節理
4月15日に鳥取に出かけた。雪に閉ざされていた御熊神社にやっと行けた。
「古くは『因幡民談記』にみえる伝えである。三蔵社の条にいう。高草郡三蔵という村の辺にある。柱大明神と号す。この社の後の山の騎士の土の中から、石の柱の小口が二三尺あるいは四五尺ばかり、柱を積み置いたように、重なり合って抜け出て見える。太さは二尺まわり、三尺まわりの石柱である。その形は四角、六角、八角、そのまま材木の挽き物などを割り立てたように見える。社に登る階段なども、みなこのような石である。土地の人の伝えに、この社の神が石の橋をつくって隠岐の国へ渡ろうとした。一夜で造り立てようとしたところ急に夜があけ、事は成らず、そのまま捨ておいた跡であるという。柱大明神という呼称は、この石の柱に由来している。兎は隠岐からワニの橋を渡って因幡に来た。神は因幡から隠岐へ渡ろうとして石の橋を造ったが、完成できなかったという。」
(『因幡の白兎神話の謎』小島瓔禮「オホクニヌシと因幡の白兎」P187)
御熊地図



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