フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

吉野川流域・別所の大楠

別所の大楠と吉野川 別所の大楠1 別所楠藤兵衛祠
「徳島県指定天然記念物 別所の大クス 樹高約30m 幹囲約10m 根廻り約28m 樹冠南北約32m東西約29m
 樹齢600~700年(推定) 県内6番目のクスノキの巨樹。クスノキとして典型的な樹姿を持つ
 この大クスには楠藤兵衛という狸の伝説があります。この藤兵衛狸は、火術(花火)の名手で夜更けに大クスの付近で盛んに花火をあげていたそうです。また、日清・日露戦争に従軍し得意の火術で味方を助けたといわれています。この大クスの下にある祠はこの狸を祀ったものといわれています。」(案内板から)
「 明治27,8年の日清戦役が起こった時に、藤兵衛は『八島の禿さえ行くのに』といって出征し、至る所の戦闘に参加して大いに功を立てたそうであるが、その後明治37,8年の日露の役が起こった時にも、また従軍して、大いに敵を悩ましたそうである。殊にその旅順攻撃の際などには、我が軍の夜襲がある時には必ず参加して、得意の火術をもってあるいは敵を脅かし、あるいは敵を牽制して、味方の攻撃に非常な便宜を与えたという。この事は彼が凱旋して後、人に憑いて物語ったので、広くこの地方の人々に知られるようになったのである。」(『阿波の狸の話』から)
別所大楠地図

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