フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

掃部之塚(かもんのつか)

掃部屋敷 掃部之塚 明治21年
 宿南小学校から三谷川を渡ってすぐ右に入って行く。といってもその前は宗恩寺の方へ間違って行ったり、ガードマンに聞いたりしてやっと入り口を見つけたのだった。田中神社の石碑を通り過ぎると、小字で掃部屋敷という所に、掃部之塚がある。
「宿南村に伝えられた物語を集め、化政期に編まれた「掃部狼婦物語」には康永(一三四二―四五)頃、「館を山の峰に移す。跡の屋敷を館と言ひ伝え、今に其の名あり」と記されており、宿南氏が南北朝期に山城を築城したことを伝える。」(『兵庫県の地名』から)
まちの文化財
「 子どもの頃の思い出で、宮本に田中神社があった頃、チブス等のハヤリ病がでると、掃部さんの守り本尊が預けてある養父神社の山野口さんから、御札を頂いてきて、祈祷したことを覚えている。
 山野口さんの御札は養父から宿南まで、運ぶのに一歩でも立ち止まると、すぐに養父に帰ってしまわれると言うことで、必ず二人で頂きにいき、用便をたす間は独りが持ち歩き続け、立ち止まることはできなかった。」(宿南義夫「掃部さんと山野口さん」『掃部狼婦物語 但馬宿南の狼伝承』八鹿町教育委員会宿南地区公民館から)
掃部屋敷地図web 山野口大神web 名草御札web
 宿南公民館の『掃部狼婦物語』には名草神社の狼御札の写真がある。日光院での版木を見たが、今でも名草神社では出しているのだろうか?
『掃部狼婦物語 : 但馬宿南の狼伝承』八鹿町教育委員会 編、注記 共同刊行: 宿南地区公民館( 兵庫県八鹿町ふるさとシリーズ ; 第3集)出版年1990.3、大きさ、容量等170p ; 26cm、JP番号 90048816
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山野口神社

  「 山野口神社の御祭神は大山祇命であります。別称は『山の口のおおかみ』と申し上げ、流行病を退けられ『つきもの』を落とす神として広く信仰されています。この奥には神の滝があり、上社跡、中社跡が遥拝できます。  社殿は元禄年中建立と伝えられております。」(案内板から)    8月18日、但馬から丹後を回った。養父神社の狛犬も、獅子というよりは狼のようにも見える。本殿も養父大明神と並んで...

  • 2015/08/30(日) 08:24:38 |
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