フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

湯峯王子社

湯峯王子鳥居 湯峯王子祠 湯峯王子前 高浜虚子句碑
「湯峯王子社跡
 湯峯は熊野本宮大社とゆかりが深い温泉で、約1.8㎞の「大日越」で結ばれている。天仁2年(1109)11月1日に三山参詣を果たして新宮から舟で本宮の宿所に戻ってきた貴族・藤原宗忠(1062~1141)は、午後のひとときを部屋で過ごした。
 この時、王子社に参拝したとは記されてないが、13世紀の熊野曼荼羅には「湯峯金剛童子」の姿が描かれ、正中3年(1326)の「熊野縁起」にも「湯ノ峯童子権現」とある。
 この王子は、温泉の噴出物が固まってできた薬師如来を本尊とする東光寺の本堂に隣接して祀られていたもので、温泉という自然物とその薬効が信仰の起源をなす点が他の王子社と異なっている。
 明治36年(1903)の湯峯大火の後に現社地に遷されたが、熊野本宮大社の祭礼である「湯登神事」の重要な舞台としての伝統は、連綿と受け継がれている。 和歌山県」(案内板から)
 つぼ湯の横の橋を渡って後ろの山に登った所にある。句碑は高浜虚子「峰の湯に今日はあるなり花盛り」。

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