フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

ハチジョウさま

鉾島様一の鳥居 尾根道1 尾根道2 
 尾根まで上がると、一の鳥居があり、尾根道を登って行くと二の鳥居に行き着く。そこからホコジマさまの境内になっていく。
「神の使者
 川湯のホコジマサマ(大岩明神)のお使いは狼である。岩の下の穴にすむという。祭の時、お膳を供えておくと、祭のすんだ頃には喰べられているという。」(『熊野の民俗:和歌山県本宮町』から)
鉾島様二の鳥居 鉾島様祠
 ここまでは前と同じだが、二の鳥居近くにハチジョウさまがあるというので、二の鳥居から右の方へ降りてみるとあった。
二の鳥居下る ハチジョウさま1 ハチジョウさま祠
「狼と一本ダタラ
  ある人が田辺から四村を通って田辺路を帰ってくると、狼が三匹裾をくわえて引っ張った。そしてその人を岩陰に隠して吠えた。するとそこへ一本ダタラが通りかかって、『人臭い、人臭い』といった。こうして狼のお蔭で助かったので、おれが死んだら体をやるといったのを、狼は、末代やるというように聞き違いをした。それで岩のところに狼の神をまつり、今もその子孫の家の人がまつっているという。
 一本ダタラというのは、足一本目が一つで、一間も二間も飛ぶという。雪の上にその足跡があった(下向)。」(『熊野の民俗:和歌山県本宮町』から)





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