フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

井出の上石幢

井出の上石幢 井出の石幢 大神の文字
 これも苧環のすぐ近くに立っていた。
「乱世に平和を願った 井出の上石幢(かみせきどう) 県指定有形文化財
平成12年10月 歴史と文化を考える会
 石幢の竿(幢身)には、永生十七(1520)年八月十九日、願主は神原に住む大神一族が建てたという銘文があります。乱世の中、人々の不安な生活が続いて、それぞれの事情で亡くなった人たちを供養するために建てられたものです。長い戦乱の時代が続き、平和への願いと祈りを読み取ることができます。
 龕(がん)部は四角柱で、四面に二体づつ仏像が彫られています。六体は地蔵菩薩で、六地蔵ということです。残る二体は観音と薬師如来でしょうか。竿の部分には、月輪がありその中にはハスの花に座った仏像が、阿弥陀如来です。極楽を表しています。月輪の下四面の銘は世の平和や生活の安定を願うことで、死者の供養をしています。六つの世界にそれぞれいる地蔵が、シャカがいなくなって、弥勒菩薩が出てくるまでの暗黒の世界を救う役目を持っていると考えられ、救いを求めるこの時代の人々に広く信仰されていたのです。
 緒方三郎惟栄の祖先である大神氏が、穴森伝説上の人物だけではなくて、実在したことを証明しています。」(案内板から)
 指を指した所に「大神」の文字が見える。


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