フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

諏訪大社下社春宮

下社春宮遠景 下社春宮拝殿 下社春宮楼門
 上社前宮を見たところで昼になったので、下社春宮近くの鰻屋「林屋」で昼食。その後春宮へ行く。
「下社の神事については、「画詞」に「両社同日同会也」とあるだけで主として上社について記しており、また史料が上社ほど残っていないため中世の様子は明らかでない。従って、詳細については近世の記録、主として延宝七年の「社例記」などによる。
 一月一日(現在は二月一日)、遷宮祭(神幸)。神が秋宮から春宮へ移る。「社例記」に、「毎年正月子刻備御供、午刻神輿自秋社奉遷春社、神主大祝・五官祝著烏帽子・狩衣而粧騎馬、伶人奏伎楽供奉之」とある。神幸の行列の先頭に旗・矛・薙鎌が立ち、春宮では楊柳の幣を捧げる。
 一月一五日、筒粥神事。春宮にて行う。年の豊凶を占うもので、上社では早く途絶したが、下社で現在も続けられている。近世には農作物四二種と「世の中」を占った。五月五日、五月会。六月晦日、御作田社田植神事。同日、浮島神事。砥と川の浮島で夏越の祓をする。現在は茅の輪くぐりのみ。
 七月一日、遷座祭。春宮から秋宮に神幸する。」(『長野県の地名』から)
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