フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

松江市鹿島歴史民俗資料館

鹿島の町 鹿島歴史民俗資料館001 鹿島歴民資料館002
佐太神社前の松江市鹿島歴史民俗資料館に入る。小さいが神能など興味深い展示が多く、図録も豊富。
「名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る やしの実ひとつ 島崎藤村
 藤村は太平洋の潮流をうたったが、日本海にもこうした潮流が存在する。
 佐太神社のお忌祭に先がけて、島根半島の海岸に流れ着く「龍蛇さん」と呼ばれるウミヘビは、南海産のエラブウミヘビやセグロウミヘビである。これらのウミヘビは対馬海流にのって秋口から初冬にかけて漂いつく。この地方ではこのウミヘビを佐太神社や出雲大社で行われる神在祭に集まる神々の案内役として大切に取り扱う。
 島根半島には、こうした海にかかわる記憶が数多くとどめられている。」
(図録『海の記憶~波濤を越えた人々~』から)
 一日目の出雲古代歴史博物館で見た「神在月」の展示や、そこここにあった藁蛇がつながったような気がする。
海の記憶001
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  • 2017/10/10(火) 06:59:20 |
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