FC2ブログ

フィールドノート(民俗野帖)

「研究ノートと書評」改め

小鹿田の里

小鹿田窯業家 小鹿田郷 登り窯1 登り窯2
  小鹿田は陶土を唐臼で細かくし、水槽で沈殿させ、とすべてを手作業で陶器作りまでを行う。窯業家は十軒。そのうち一軒は高齢でもうすぐ廃業するとのこと。
「重要文化的景観「小鹿田焼の里」
~陶郷の原風景をもとめ 里と里山景観の美しさを次世代へ伝える~

 身近な景観で、日頃からその良さに気づかないものが多くあります。文化的景観は「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で、我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことができないもの」とされ、地域の生活・生業に根ざした景観の文化的な価値を守り、次世代へと継承する制度として、平成17年4月に文化的景観保護制度が施行されました。
 日田市では、平成20年3月28日に九州で初めて(全国で5番目)、重要文化的景観「小鹿田焼の里」として集落警官区域14.1haが選定を受け、されに平成22年2月22日に山林景観区域224.7haが追加選定を受けました。現在では、二つの区域を合わせた238.8haについて、小鹿田焼の里文化的景観保存計画に基づき保存整備等に取り組んでいます。
 「小鹿田焼の里」の集落景観区域は、江戸時代中期から窯業を営む皿山地区と、農業を営む池ノ鶴地区に分かれています。皿山地区では、開窯以来「小鹿田焼」の伝統技術が継承されており、平成7年には国の重要無形文化財の指定を受けました。「小鹿田焼」の伝統を重んじたことが、特徴的な屋敷地の構成を生み出し現在も歴史的な土地利用が継承されています。一方、池ノ鶴地区では、狭隘な谷地において水の利用や土地利用の面で試行錯誤が繰り返され、棚田の石積や伝統的な屋敷地の構成が良好に保全されています。両地区とも「小鹿田焼の里」の生活や生業のあり方を理解する上で貴重な文化的景観です。
 また、周辺の山林景観区域は、皿山・池ノ鶴両地区の生活・生業に必要な、水や土・木等の地域資源を育む役割を担っており、皿山地区の窯業(作陶や唐臼)や池ノ鶴地区の農業(棚田の掛け流しやヨケ)にも深い関わりがあります。このような地域特有の文化的景観を今後も守り続け、次世代へと継承して行かねばなりません。
                    平成24年3月
                      日田市教育委員会」(案内板から)
唐臼 唐臼2 唐臼水路

登り窯3 登り窯4 登り窯5
 各窯元は自作の販売所を開けていて、そこで器を買った。陶芸館では、もっと見たかったらと、カフェ&展示場を教えてくれた。日田市内で昼食をとるつもりで戻って行く。
鹿鳴庵001 鹿鳴庵002
スポンサーサイト

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://hottalab.blog103.fc2.com/tb.php/988-3c3df1f0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad